13.「素顔の虫たち」をご覧下さい。
アリ地獄を作らない「ゴマダラウスバカゲロウ」
多くのカゲロウの幼虫は、上の写真のようなすり鉢状の巣穴をつくります。
そこに小さな虫(アリなど)が落ちるのを待って、捕食します。
ゴマダラウスバカゲロウは石垣、石灯ろう、墓石などや樹皮に地衣類が付いて
いるところで、虫が通りかかるのを待ち続けます。
石仏についている幼虫です。
春までこの場所を動きません。 4匹(赤い矢印)います。
体に地衣類を付けてカモフラージュ
している幼虫の姿です。
目の前を通った トビムシ を捕らえて
食べています。
久しぶりの食事でしょう。
クヌギの幹の地衣類が付いている場所で越冬しています。
地衣類を付けて周辺に溶け込んでいるので、見つけるのは非常に難しいでしょう。
赤い矢印の付いた円の中に一匹います。
春も半ばを過ぎるころ、成虫になります。
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