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11. 「素顔の虫たち」をご覧ください。        奇跡的に生き残った「ヘイケボタル」


この休耕田の上部は放棄田で、陸化し森林化している。下部は草刈りなど、手入れがされている休耕田。

古い石積のすき間からしみ出す水が、良好な水質の小さな湿地を作っている。

ヘイケボタルは、人々の稲作に寄り添って生きてきた。

しかし、田んぼは米の生産性向上のためコンクリート化され、ホタルの生息に適した水利システムが崩壊された。

白州町でも、見るのが困難なくらい急速に減少してしまった。


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