3.「素顔の虫たち」をご覧下さい。
1.虫たちはなぜ飛ぶのだろう
1-3 遠くまで飛んで行く。
移動性が強い習性を持っている「アサギマダラ」は、遠くまで飛んで行く。
一日30km以上を飛び、40日間で1500kmも
移動した記録がある。
分布の拡大が目的なのだろうか。
1-4 遠くから飛んできた。
南西諸島で発生した「ウスバキトンボ」は1000km以上も飛んで、本州に来る。
しかし、南のトンボなので本州の冬を越すことができずに、卵・ヤゴ・成虫の全てが死滅してしまう。
「ハネビロトンボ」は四国・九州の南部から南西諸島や小笠原諸島に生息している。
移動性が強いので、関東地方など各地で迷入個体の目撃や採集がされている。
2010年の夏に、山梨県の北西部でも目撃されている。
もし、これらの南のトンボが定着したら、冬の温度が高くなったことになる。それは、温暖化の影響なのでしょう。